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しわは人生の証です

2011
29
May

年とともにしわ・しみ・たるみがどうしてもでてきます。ある友人は、しわが増えるのが嫌で、あまり笑わなくなったといっている人がいるぐらい。特に、目じりのしわは年がでやすい部分です。考え方を変えれば、しわがあって年をとっていても、素敵な人は素敵なんです。人生をいろいろと経験して明るく生きてきた人はそれだけで魅力があふれています。しわがなくてきれいは人も魅力的ですが、それ以上に人間として内面の魅力のある人にかっこよさを感じます。
■株価はどこまで回復するか

 株式市場では、年始から堅調が続いています。私はこの流れは6月頃まで続き、リーマン前の1万3000円をあっさり回復するのでは、と読んでいます。

【写真】株式市場、6月には1万3000円まで回復する 【日経新聞の読み方】第32回

 というのも、菅政権の景気対策が変わってきたな、と感じているからです。つまり、マーケットに優しい施策を打ち出して、マーケットを活性化させようという意図が感じられます。株価が上がれば連動して景気もよくなりますからね。日銀も、REITやETFをどんどん買ってお金をマーケットに流していますから、この先ちょっとしたバブルっぽい雰囲気になってくるのではないかと思います。

 では、なぜ6月までなのか。それはやはり、7月からの地デジ移行が駆け込みで効いてくると考えるからです。割合が減ったとはいえエコポイントも6月までは続きます。地デジ+エコポイントのW駆け込み需要があると先読みすることができます。

■上昇後、7月に休憩ムードか

 一方、7月以降は、駆け込み需要が終わって「宴の後」が訪れる予感です。それに、日経平均が1万3000円まで戻してきたら、皆、「ヤレヤレ」という気分になりますから「ここらで休憩しそうだな」「休憩したいな」と思うはず。

 また、このあたりでそろそろ売って、利食いたいという人も多いことでしょう。それに、昨年夏は、「猛暑」「エコカー減税」「エコポイント」の恩恵を受けた業種は多かったはずですが、今年はそうした好材料がまだ見つかっていません。となると、対前年度の業績も「絶好調」とはいえなさそう。

 いずれにしても、7月に入ると「ちょっと休憩」のムードが漂うんちゃうかな、と私・藤本は読んでいます。

■気になる85のリスト

 それでは、今年前半はどんな銘柄を買っておくとよいのでしょう? 

 ここで気になるお話を一つ。
 昨年末、ちばぎんアセットのレポートに、東証一部上場銘柄85社のリストが掲載されていました。これは何のリストかというと、中国系のファンドが10位以内の大株主となっている企業のリストなんですね。

【6701】NEC、【6501】日立製作所、【8411】みずほフィナンシャルグループなどなど、大型株がぞくぞく入ったリストです。そこで、マーケットの関係者たちは、このリストの思惑がどこにあるのかと、謎解きを始めたわけです。愛知のバイナリーオプションをもっと深く知るためのページ

 しかし、私はこのリストに「思惑」はないと思います。たしかに、ファンドが大量に日本株を買う意図には、日本の最大貿易国として、日本の「中国叩き」を牽制する目的はあるでしょう。しかし、このリストそのものはむしろ、「値上がり待ちの長期の純投資」目的だと、私は考えています。

 だから時価総額の大きい銘柄ばかりが買われているのです。それに、株価の動きを見ていると、値下がりを嫌ってナンピン買いしているのがわかります。

■気になるのはリストの中ではなくて

 では、藤本はこのリストの何が気になっているのか? それが今回のポイントです。

 藤本が気になっていること。それは、このリストで買われていない銘柄が何か、ということです。実は、この85社のリストの中からは、ざっくりと抜け落ちている業界があります。時価総額が大きくて、しかも日本の代表的な産業。そう、自動車そして自動車部品関連銘柄です。

 ファンダメンタルや業績で選ばれているのなら、仮にトヨタが買われていないとしても、代わりに日産やホンダが買われてもおかしくないはず。しかし、自動車メーカーは、どこも買われていない。さらに自動車部品メーカーも入っていない。

 しかし、機械が全部ダメなのかというと、【6301】コマツは買われています。【4911】資生堂も買われているので、日本ブランドがダメというわけでもない。

 これには、「自動車」にからんで何か意図があるのでは? と思わずにはいられません。
 そこで私は考えました。

「中国系ファンドは、日本の自動車業界は中国では伸びない、と踏んでいるから投資しないんちゃうかな」と。

 つまり、今後中国政府は日本の自動車メーカーには優しくない施策を打ち出してくる可能性がある、という裏読みです。今や、日本企業の業績は中国でどれだけ伸びるかにかかっています。中国系ファンドだって、そのことをよく知っています。

 ちなみに、自動車業界同様に抜け落ちている業界はもう一つあります。それは【8267】イオンや【3382】セブン&アイ・ホールディングスといった大型銘柄が入っていない、流通業界です。

■長期向けの銘柄、短期向きの銘柄

 というわけで、中国市場で今後長期にわたって伸びると、中国政府がお墨付きを与えているのは、この85社のリストに含まれた企業と考えることができます。

 特に、エコポイントがらみ、地デジがらみの銘柄は、今から注目しておいてもいいかもしれません。6月頃、日経平均が1万3000円を抜けたあたりで利食うのもよし、1〜2年単位の長期投資に回してもよいでしょう。世界に誇れる不動産担保ローン東京のウソホント?!

 逆に、リスト外の大型銘柄は、これからしばらくは最長でも6月までの、短期の投資が向いているのではないか、というのが、年初の動きを見ての、相場の福の神・藤本の先読みです。


(藤本 誠之)


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